目次

卒業

ゴール目指してドリブルを続ける西条俊哉の耳に無情のホイッスルの音が響いた。
全国高校サッカー地区大会の決勝。一点差での敗北。
俊哉の高校サッカーが終わった。
そしてサッカー自体が終わったといってもよかった。
就職が決まっていた俊哉にとって、もうピッチにたつことはないだろうと思っていた。
「卒業」の続きを読む